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揺れる恋 めぐる愛
第9章 束縛と自由
その夜、大希さんの最初の果てはなかなか訪れなかった。

お互いに汗ばんだ肌。

思いを通い合わせから初めて重ねる躰。


「あいしてる」なんて上っ面だけの言葉はなかったけど……

それでも私は大希さんのその唇から……

掌から……

躰から発せられる熱から……

熱い思いを……

愛を感じることができた。


優しく絡む指。肌を滑る舌。躰のあちこちに蒔かれる吐息。

髪の毛先が肌をくすぐると、たったそれだけの事なのに

躰の奥底から愛しさが溢れて歓喜の震えが湧き上がる。

指や唇から生み出されるもう何度目かの快感が弧を描いて引いていき、

とろんとして……

その蕩けるような快感にただ無心で身を委ねる。


それでも私の心の奥底に巣食った悪魔は、何度か瞼の裏に姿を現し、

その残酷な台詞で身も心も凍りつかせた。

そんな時は決まって手や唇の動きを止め、こちらの顔を覗き込みに来て……

目を閉じていたら、両方の瞼に啄むようにそっと唇を寄せられた。


その大希さんの優しさに胸がいっぱいになる。

勇気を振り絞って瞼を持ち上げれば少し物悲しく微笑む彼の顔。

お互いの視線が絡み合い、私の中で自分がいっぱいになったのを認めると

再び私の躰の隅々まで貪る。
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