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莉愛菜と彼の主従関係~あなたのために~
第4章 浴衣姿で淫らに




「莉愛菜、違う。そんな顔をするな。
お前の気持ちに困った訳じゃない。」

「ぇ…?」

「俺はとっくにお前じゃなきゃ駄目だし、お前から離れられなくなってる。
それにその気持ちは日に日に増していくばかりだ。
これ以上この気持ちが増えたらどうなるんだろうと思っただけだ。」

そう言って、もう一度吸い付く様なキスをした。

「ほ、ほんとう…?」

「あぁ、俺は莉愛菜を愛してる。
いつも言ってるだろ?」

「うん。海斗、大好きなのっ。本当に大好っ」

言い終わる前にまたキスが降ってきて。

それはあたしの心の不安をあっという間に溶かしていった。


深く深くなっていくキスに夢中になって海斗の首に腕を回して必死に答えていると、あたしを抱きしめる海斗の腕に力が籠もって、そのまま起こされた。


ベッドの上で乱れたままの姿で座り込み、必死に唇を貪るあたし達。

時折離れても、またすぐ重なって交わる。


「莉愛菜、舌を出せ。」

海斗の言うとおりに舌を出せば、それに吸い付き、自身の舌を絡め、そして甘く噛む。

「…んっ、ふ……んんっ」

海斗のキスに溺れて力が抜けた腕で必死にしがみ付く。


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