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莉愛菜と彼の主従関係~あなたのために~
第6章 主人と奴隷の性旅行~始まり~
「……ご主人様がっ……欲しい、の」
羞恥心で視界がぼやける。
そんな中、海斗が妖しげに瞳を細めた。
「じゃぁ、どこに欲しいのかしっかり身体で示さなきゃなぁ?」
海斗の言いたい事はすぐに分かる。
更にあたしを羞恥の色に染めたいんだろう。
そんなあたしを見るのが彼は大好きだから。
恥ずかしいけど、要求には逆らえない。欲望には抗えない。
そっと下着を脱いだ。
ワンピースは着たままだけど、そのままそっと足を開きM字に自分で足を支える。
海斗から見たら、下着を履かず胸下まで降ろされたワンピ姿の奴隷が足を自ら広げた為に裾が捲れたところからドロドロに溶けた秘部を見せつけながら、羞恥に顔を真っ赤にし、瞳を潤ませながら自分を見ている姿が映っているだろう。
そしてその奴隷は主人を見つめて震える掠れた声で言う。
「…ご主人様が、欲しいです……ご主人様…早く……入れてぇっ」
これが、莉愛菜と海斗の恋人としての楽しい旅行の裏で起きる、【主人と奴隷】としての欲望に塗れた互いの身体が壊れるほど求めあう激しく妖しい濃い時間のほんの序章だった。