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その瞳に…
第21章 秘密の文化祭
後夜祭が始まる前に、一緒に参加しようと誘う友人に、ちょっと具合が悪いからと、舞奈は断り、一旦昇降口へ向かう。

ローファーに履き替えた舞奈は、周りに見られない様に、こっそりとグランドとは反対の方へ向かい、化学室がある別棟へ向かった。

渡り廊下に上がる際、ローファーを脱ぎ、手で持ったまま化学室へ行き、ドアに手をかけると、大河のメッセージ通り鍵が開いていた。

舞奈は、音をたてないようにゆっくりとドアを開け、中に入ると、またゆっくりとドアを閉め、内鍵をかける。

窓にはカーテンが引かれていない為、外から見られない様に、身をかがめながら、準備室の前まで移動する。

こっそりと行う背徳感とこれから起こる期待に、舞奈は高鳴る鼓動を沈めようと、静かに深呼吸をし、ドアに手をかける。

「先生…?」

そーっとドアを開けながら、舞奈は中にいるであろう人物を呼ぶ。

準備室は、遮光カーテンが引かれ、中が真っ暗だった。

準備室の中に入り、後ろ手で鍵をかけると、シュボと音と共に、小さな明かりが灯る。

「舞奈。こっちだよ」

アルコールランプに灯された、小さな光の奥に大河の姿が見え、舞奈は持っていた荷物をその場に置き、大河に駆け寄り抱きつく。

「先生…」
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