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その瞳に…
第25章 初めての訪問
クスクスと笑う大河に、考えを読まれ、舞奈の少し恥ずかしくなる。

「僕は食事の用意をしてるから、君は先にシャワーを浴びてきなさい。バスルームは、玄関の横だから」

そう言われ、舞奈ははっと気がつく。

 (着替え・・・下着しかない・・・)

 啓介がどう由美に説明したか解らないが、由美が持ってきたのは下着のみ。

 啓介の家に泊まる時は、良く泊まる為、服や化粧水、シャンプー等が置いてある為、下着のみ持っていけば特に問題なかった。

 もし、由美が自分の家に泊まると思って用意したのであれば、下着のみ持ってくるもの解る。

 (啓ちゃん・・・ちゃんと説明しとこうよ・・・)

 舞奈は心の中で、啓介に文句を呟く。

 中々バスルームに向かわない麻奈を不思議に思ったのか、大河は舞奈の顔を覗き込んだ。

 「舞奈、どうした?」

 舞奈は大河に訳を話すのを少し躊躇ったが、けれどこのままでは解決しない為、思い切って口を開く。

 「先生、あの・・・由美ちゃんから下着しか渡されなくて・・・着替えも化粧水とかも、何もないんです・・・」

 大河は麻奈のその言葉に、ああ、と気がつき、意地悪く笑う。

 「僕はずっと裸のままでもかまわないよ?」

 「私がかまうんです!?」

 大河の言葉に、舞奈は真っ赤になりながら講義する。

 大河は楽しそうにクスクスと笑い、寝室へ向かう。

 少しすると、大河は手に紺色のパジャマを手にして戻ってきた。

 「これ着ておくといいよ。かなり大きめだから、麻奈なら膝上位だろうし。さすがに下はサイズが合わないだろうからね」

 舞奈はそれを受け取り、小さく、ありがとうございます、とお礼を言う。

 「シャンプーとかは、メーカーとかを気にしないなら、試供品があるけど・・・後は化粧水か・・・」



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