この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
その瞳に…
第28章 大人の対応
その言葉に、舞奈はえ?と声を出す。
「護衛って。あんな優しそうな人に悪いです!もし、危ないことにでもなったら!?」
舞奈の早百合へのイメージは儚げな美人で、危ないことには一切無縁そうな、女性だった。
今日も絵麻はバイトの為、一人じゃないのは心強いが、流石に他の人を巻き込むのは舞奈も気が引ける。
そんな舞奈の心中を、大河は察したのか、いつも通りの優しい微笑みを浮かべた。
「大丈夫。危ない事なんてないし。ああ見えて彼女はそれなりに護身術も身に付けていて、男性一人なら何とでもなるしね。それに・・・」
大河は、ぽんと舞奈の頭を撫でる。
「君を一人にしておくのが心配だからね。それは、成滝達もそうだからね。早百合さんもすんなり引き受けてくれたよ」
優しく頭を撫でられ、舞奈はきゅっと胸が締め付けられる。
大河の、そしてみんなの優しさが嬉しくなる。
迷惑をかけているはずの自分に、なぜ周りはこんなにも優しいのだろうと思う。
(なんだか、先生と出会ってから涙もろくなってる気がする・・・)
少し目頭が熱くなり、舞奈はそれを手で拭う。
「先生、ありがとうございます。なんか、私いっぱい先生に助けてもらってばかりですね」
舞奈はほんの少し目を赤くし、笑みを浮かべ大河にお礼を言う。
「成滝さん達にもですけれど。何かお礼しないとですね」
「成滝達には、また店に行って元気な君を見せるだけで十分だよ。僕には・・・」
大河は頭を撫でていた手を頬に移動し、スルリを撫で上げる。
「ベッドの上で絶対の服従を見せてくれれば、それで十分」
撫でられた頬の感触と、妖艶な大河の笑みに、舞奈の体はゾクリと震える。
舞奈は、添えられた手を取り、指にキスをする。
「私はどこでも、どんな時でも、ご主人様に絶対服従ですよ」
「護衛って。あんな優しそうな人に悪いです!もし、危ないことにでもなったら!?」
舞奈の早百合へのイメージは儚げな美人で、危ないことには一切無縁そうな、女性だった。
今日も絵麻はバイトの為、一人じゃないのは心強いが、流石に他の人を巻き込むのは舞奈も気が引ける。
そんな舞奈の心中を、大河は察したのか、いつも通りの優しい微笑みを浮かべた。
「大丈夫。危ない事なんてないし。ああ見えて彼女はそれなりに護身術も身に付けていて、男性一人なら何とでもなるしね。それに・・・」
大河は、ぽんと舞奈の頭を撫でる。
「君を一人にしておくのが心配だからね。それは、成滝達もそうだからね。早百合さんもすんなり引き受けてくれたよ」
優しく頭を撫でられ、舞奈はきゅっと胸が締め付けられる。
大河の、そしてみんなの優しさが嬉しくなる。
迷惑をかけているはずの自分に、なぜ周りはこんなにも優しいのだろうと思う。
(なんだか、先生と出会ってから涙もろくなってる気がする・・・)
少し目頭が熱くなり、舞奈はそれを手で拭う。
「先生、ありがとうございます。なんか、私いっぱい先生に助けてもらってばかりですね」
舞奈はほんの少し目を赤くし、笑みを浮かべ大河にお礼を言う。
「成滝さん達にもですけれど。何かお礼しないとですね」
「成滝達には、また店に行って元気な君を見せるだけで十分だよ。僕には・・・」
大河は頭を撫でていた手を頬に移動し、スルリを撫で上げる。
「ベッドの上で絶対の服従を見せてくれれば、それで十分」
撫でられた頬の感触と、妖艶な大河の笑みに、舞奈の体はゾクリと震える。
舞奈は、添えられた手を取り、指にキスをする。
「私はどこでも、どんな時でも、ご主人様に絶対服従ですよ」