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その瞳に…
第31章 開発される身体
 「っあ・・・はぁっはぁ・・・」

 大河のペニスを抜かれた舞奈は、全身に力が入らずベッドの上に体を投げ出し、激しく呼吸する。

 汗だくになった体に、ヒヤリと冷たい空気に触れ火照った体が心地よさを感じる。

 流石に大河も疲れたのか、舞奈の横に寝転がり疲れ果て動く事の出来ない舞奈を引き寄せ、優しく抱きしめながら額にキスをする。

 「ん・・・」

 額から瞳へと、優しくキスをされ舞奈は心地よさにもっとして欲しいとおねだりするように、スリっと大河の頬に、頬ずりする。

 その仕草に、大河はとても優しい瞳で微笑みながら、頬へキスをする。

 「・・・先生は、優しいんだか、いじわるなんだか、解らないです・・・」

 先ほどまでは容赦なく自分を責め、啼かせていたが、今はとても大事な壊れ物を扱うかの様に優しく触れる。

 今見せているとても優しい笑顔と、SEXの時に見せる冷たい笑顔。

 一瞬にして入れ替わるその笑顔は、舞奈をときめかせ、落ち着く暇を与えない。

 大河は舞奈の頬を撫でながら、クスリと笑いを溢す。

 「僕は基本的に、大事なものは大切に扱うし、好きになった人間にはとことん甘い人間だよ。・・・まあその分、SEXになると、僕の手で乱れさせて啼かせたい方が強くなるけれどね」

 優しい微笑みで話していると思うと、一瞬にしていじわるな笑みに変わり、舞奈はドキリとしてしまう。

 「・・・どっちの先生も私は大好きです」

 赤く染まった顔を見られないように、舞奈は大河の胸に顔を埋め気持ちを言葉にする。

 そんな舞奈を、大河は優しく抱きしめ、頭を撫でる。
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