この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その瞳に…
第33章 冬の空
 「まったく、君ってやつは・・・」

 一瞬、苦笑したかと思った大河の顔は、すぐに瞳に火を灯す。

 「何度僕を滾らせれば気がすむんだい?」

 「えっ?きゃっ!?」

 大河は、舞奈の穿かせたばかりの下着を一瞬にして取り去り、自身のスボンも素早くずらし、下から舞奈に差し込む。

 「やあぁん!!!」

 気絶するまで絶頂を迎えた体は、奥にまだ熱が残っていたのか、大河をくわえ込んだ瞬間、全身に熱が回り始める。

 舞奈は、その後また気絶寸前まで、大河に何度もイかされ続け、終わった時には、既に座ることもままならなかった。

 「先生の・・・バカ」

 大河のコートを下敷きに、舞奈は草の上に寝転がりながら、膝枕してくれている大河を睨む。

 「バカとは心外だな。君のせいなのに」

 大河は優しく微笑みながら、舞奈の頭を撫でる。

 少しだけ冷たい大河の手は、火照った体をひんやりと心地よくしてくれる。

 「この後、成滝さん達に会うのに・・・」

 「そうだね、もう少し君の体力が回復したら行こうか。お腹も空いただろう?まあ、今無茶させた分、好きなだけ食べなさい」

 確かにお腹がペコペコ状態の舞奈は、破産するまで食べてやろうか・・・等と思いつつ、空を見上げる。

 イルミネーションの灯りがあるとはいえ、他に灯りがない分、星空がとても綺麗に見える。

 「ねえ、先生。どうして冬の空はこんなに綺麗に見えるんですか?」

 夏とは違い、手を伸ばせば届きそうなほどはっきりと綺麗に見える星空。

 何かで理由を聞いた事があるような気がするが、思い出せず、舞奈は大河に問いかける。

 「ああ、それはね・・・」

 大河も空を仰ぎながら、説明する。

 「湿度が冬は夏よりも低いからだよ。その分見通しが良くなる。冬に雲が少ないのも、この理由だね」


/463ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ