この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ただそこに君がいた
第2章 いつからか


『ねぇあの…交代しない…?』


背後から、そろそろと声がかかる。どうやら準備ができたらしい。


『さっさと入れば。声震えてんじゃねーか。』

『うん、だから…代わってくれない…?』

『前来りゃいいじゃん、空いてるよ。』


昔と違い、何年か前にリフォームした湯船は、オレでも足を伸ばして入れるサイズ。体育座りをすりゃ、大人二人でも十分浸かれる広さだ。


『空いてるのは分かってるけど…』

『恥ずかしーなら背中向ければ?オレもほら、後ろ向いとく。』


モジモジしてる一夏の為に、目を瞑って向きを変えた。湯船の真ん中で背中合わせをすりゃ、俺の視界は壁…にかかってる風呂の蓋。一夏の視界は湯沸し器のついてる壁だ。問題ねーだろ。


ちゃぷん…


ようやく入ってきた一夏のおかげで、湯がざぷーんと溢れ出る。それから『ふぅぅ…』と気の抜けた声が聴こえてきた。


/38ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ