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甘いキスを永遠に
第36章 誕生日2
元哉が私の胸に手をかけた時だ。


マッサージではない手の動きを感じた。

私は目を開いた。


「元哉?」


「麻実…我慢の限界だ」


そう切なそうに言いながら私に覆い被さってきた。


「いつも平気じゃない」


「平気じゃなくて耐えてんの。今日の麻実はキレイ過ぎる」


顔つきが男になり、私の身体を元哉の手が滑り回る。


長い指が私のにツルリと入った。


「あっ…」


思わず声が出てしまった。


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