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イマージュ
第5章 あなたが一番愛しているのは私

>オワった
ん? 何が?
もう世界終わったの? 早いね!
ああ、違うか、五人と終わったのね。
って、やっぱ早っ!
いつのまに。ミチル恐るべし。
<今から帰ると何時ぐらい? 駅の近くにいるの?
>いや、まだ
そーか。それでも夜12時には間に合うだろう。
うん。それよりもっと早いな、
それぐらいの時間なら。まあ、許そう。
仲直りのセックスはセカセカしたくないもんね。
うんうん。いいでしょう。世界を守るためにジュンちゃんがひと肌脱いであげましょう。
はーやれやれ。
>札幌に あとひとり
……世界なんか滅ぶといい。
初めてそう思った。
心から。

