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イマージュ
第25章 最後のあとがき
本作は、男性向けではなく、「男も女も楽しめる官能小説」という試みでもありました。
そこで、じゃあ今回だけは多少読者を選んでしまってもいいから、そこは気楽にやって、その中で読者の性差、特に女性読者について理解を深めようとしました。
結果、自分でも色々学ぶことが多かった実り多い作品になったと思っています。
「プロット作りの練習」という課題もありました。
それも良い結果を得ることが出来ました。
第一章にとりかかる前は、プロットというのは何かフローチャートのような、ストーリーの流れをざっくりと説明できるメモというイメージだったのですが、それは間違いであったと今では言うことができます。
第六章あたりで変化が現れるのですが、プロットとはすなわち作るようなものではなかったと気づかされました。
今まで私がプロットを作れなかったのは、プロットを作ろうとしていたためでした。プロットを作るためにプロットを作ろうとしていたのですね。
そうではなく、読者について考える。どんな人に読んでもらいたい? どんな人だと怒る? どんな人だと笑う? どんな人だと楽しんでくれる? そういうことをまず考えて、そして読者が読み進めていくときの感情の変化を追いかけていけば、アラ不思議、手元には一枚のプロットが自然と出来上がっている。
そういうことなんだと気づかされました。
まだ読み返していないのですが、第一章のあとがきから順に読んでいくと考え方が変わって成長していく自分の姿が見て取れるのではないのかなと思っています。(一作書くごとにあとがきを書いています)
各作品の出来不出来などバラつきはありますが、コンセプトを裏切っているものはひとつもないと自負しております。
よって最後にもう一度、この言葉で締めくくりとさせていただきます。
「これらの作品はあなたの想像力を以て完成される」
読んで下さってありがとうございました!
そこで、じゃあ今回だけは多少読者を選んでしまってもいいから、そこは気楽にやって、その中で読者の性差、特に女性読者について理解を深めようとしました。
結果、自分でも色々学ぶことが多かった実り多い作品になったと思っています。
「プロット作りの練習」という課題もありました。
それも良い結果を得ることが出来ました。
第一章にとりかかる前は、プロットというのは何かフローチャートのような、ストーリーの流れをざっくりと説明できるメモというイメージだったのですが、それは間違いであったと今では言うことができます。
第六章あたりで変化が現れるのですが、プロットとはすなわち作るようなものではなかったと気づかされました。
今まで私がプロットを作れなかったのは、プロットを作ろうとしていたためでした。プロットを作るためにプロットを作ろうとしていたのですね。
そうではなく、読者について考える。どんな人に読んでもらいたい? どんな人だと怒る? どんな人だと笑う? どんな人だと楽しんでくれる? そういうことをまず考えて、そして読者が読み進めていくときの感情の変化を追いかけていけば、アラ不思議、手元には一枚のプロットが自然と出来上がっている。
そういうことなんだと気づかされました。
まだ読み返していないのですが、第一章のあとがきから順に読んでいくと考え方が変わって成長していく自分の姿が見て取れるのではないのかなと思っています。(一作書くごとにあとがきを書いています)
各作品の出来不出来などバラつきはありますが、コンセプトを裏切っているものはひとつもないと自負しております。
よって最後にもう一度、この言葉で締めくくりとさせていただきます。
「これらの作品はあなたの想像力を以て完成される」
読んで下さってありがとうございました!