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イマージュ
第6章 オトコ心は唇で

 俺みたいなのはブッチこいてテキトーにどっかに出ていっちまうし、まあ、そうじゃない奴も大半はダベって過ごしてるな。
 真面目な奴もあきらめて内職の時間だ。

 んで、しばらくの間この場所は俺一人だけが知っている秘密の隠れ家だったんだけど、あるときたまたま、やはり授業を抜けだそうとしていたリツカに見つかった。

 以来、コイツは毎時間、松山のときはここに来るようになった。
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