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イマージュ
第11章 そこにいるから

俺たちは繋がって、それから手を繋いで、しばらく並んで、キスとかして、また繋がって、絡まって、そんな風に愛し合って、それから、それからで。
キスじゃなくてちゅーをして、気がすむまでちゅうをちゅうしていっぱいちゅうちゅうして、そうしてようやく、軋むベッドを休ませることにした。
「ミチル、先浴びていい?」
「いっしょに入る?」
「ダメ。またエッチな気分になっちゃう」
「じゃあどうぞ」
佳純は今日二度目のシャワーを浴び、俺も入れ替わりに汗を洗い流した。
佳純は俺の運命の女だ。
ずっと探していたんだ。
彼女に告白された時、そう気づいた。

