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イマージュ
第11章 そこにいるから
「ええ? うええええ?」
「酔ったフリして、二人きりになるのを待ってたのよ……ねぇ、ミチル君……して……」
「えええっ……て、佳純は? 佳純は知ってんの?」
「私がカスミンにお願いしたの」
ええええええええええええええ?
どういうこと?
売られた?
俺、売られちゃったの?
ガードしてるつもりで実は罠にハメられたのって俺?
理解不能の状況に、俺は完全にパニックになっていた。
しかし、おかまいなしに、クリちゃんの指はジッパーを降ろし、俺の中へ……あ、うっ!
「すごぉい……こんなふうなんだ」
「……って、クリちゃん、初めてなの?」
「そうよ……だから私の初めて……貰ってくれる?」