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イマージュ
第3章 目隠し

 明日は両親が家にいない。

 タツヤとサックンに来てもらおう。

 私の部屋へ。


 そして、私は目隠しをする。
 見えなければわからない。


 キスしたときと同じだ。

 そうすれば、私は選ばなくてもいい。
 二人にあげることができる。


 私の初めてを。


 目隠しをすればわからない。
 わからなければ、二人とも、私の初めての人。




《目隠し 了》
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