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イマージュ
第4章 アルジャーノンを花束に
6月14日
熱が出た。
会社を休みました。
繁忙期なので鈴木さんに嫌味をいわれるかもしれない。
鈴木さんは普段から私の事を嫌っている。
多分、上司のくせに自信のない態度のせいで彼女に軽蔑されるのだろう。
研究室にも電話して事情を説明した。
今日は行けない。
つい気になってアルジャーノンのことも尋ねてみる。
体が熱い。もう寝よう。
電話に出た新米先生は、心配要らないと言ったが、それでもアルジャーノンのことが気にかかる。
検印:須藤甚