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want to be ...【短編集】
第7章 温泉旅行 3日目






顔に近付けられる蒼汰の指。


…には、あたしの蜜がねっとり絡みついていて…


「…ほら。岩にも垂れて来てんだけど?
どんだけ俺のほしいの、杏奈ちゃん」


妖艶な声に、身体がゾクゾクと粟立つ。


…ほしい。


蒼汰の、いっぱい…


「…ねぇ」


「っ」


はぁ…と熱い吐息を洩らす。


ゆるゆると首を振って蒼汰を見上げ、


「ほ…しい」


と小さく呟いた。


にぃ、と上がった蒼汰の口角。


ぞくり。


また身体が粟立つ。


あたしの開いた膝を持って更に開く蒼汰。


その間に…顔を埋めた。


「…っ!あっ!ぁっ、ひやぁぁあっ」


勢いよく中に舌を突っ込まれ、別の生き物のように蠢く。


じゅるる、と音をたてて吸い、溢れる蜜を飲み込んだり、クリを押し潰されたりして蒼汰の舌に何度もイかされる。


そのイき地獄は気がおかしくなりそうなくらい続けられた。


「やだっ!離してっもういや!あっあ、はぁぁあっ!」


「もぉむっ…むっりっ…、ぃ…あぁっ…!」


何度も潮を吹き、身体を痙攣させてぐったりするあたしを尚も攻め立てる蒼汰。


はぁ、はぁ、と荒い息を吐き岩に身体を預けると、片足のみ持ち上げられて、蒼汰の身体が近付く。


あ。


と気付くももう遅く。


あたしの身体に、恐ろしい快楽が走り抜けた。


「…っぁぁぁあ!…っ、…あっ、はぁあ…」


「…っ!キツ…っ」


一気に最奥まで蒼汰のモノを受け入れ、2人で荒い息を吐き出す。


まだ息が整わない内に揺さぶられ始め、喘ぎ声を響かせる。


最奥を突く蒼汰のモノが気持ちよすぎて堪らない…


蒼汰の首に抱き着いて喘いでると、もう片方の足も抱え上げられて。


「はっあっ…?えっなにっ…ぃゃぁああ!」


身体が浮く。


あたしの身体をしっかり抱いた蒼汰が、下から激しく打ち付けてきた。


最奥を激しく突き上げられ、その内快楽に支配されて…喘ぐ力もなくし、ひたすら揺さぶられてると。


中で蒼汰のモノが怒張し、最奥を強く突かれた。


中を満たしていく熱い精液。


はあ、はあ、と荒い息を吐き出して。


ん、と顔を突き出してキスをねだると、触れ合うだけのキスをしてくれる。


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