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第1章 セフレ

土曜の夜ヒマ？
ヒマなら飯どう？

携帯のメールを交換してから、
数日後、
アキからメールが入る。

私は何度も何度も携帯を手に取り、
たった二行のメールに大喜びし、
返信を考えるのにドキドキした。




うわー‼︎
ヤッター‼︎

私は叫びたい気持ちを抑えた。




恋の駆け引きなんて、
恋愛劣等生の私が出来るわけもなく、
焦らすなんてテクニックも持ち合わせてない。





アキ、
この間はお疲れ様(^o^)
一応、大丈夫だよ。

と二行で返す。

気の利いたメッセージなんて思い当たらず、
３０分もしないうちに返信ボタンを押していた。



急にアキの気持ちが変わりませんように。



どうかアキとご飯食べれますようにと、
願いを込めた。