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溺れる恋は藁をも掴む
第4章 心の景色
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親父はたちまち鬼の形相になる。
俺を睨みつけ、
「働いてもいないお前に何がわかる?
一銭たりとも稼いだ事もないお前が、
何を偉そうに言う。
なら、この家から出て行って、
好きなように勝手に生きてみろ‼︎」
カチンときた俺は言い返した。
腹の虫が治らなかった。
「いつも、あんたが持ってくる、
ストレスの捌け口になっている、
家族の気持ち、
考えた事あんのかよ?
不満ばかり言ってよ!
そういう情けない姿見せて、
酒飲んでみっともなく、
愚痴ってる。
あんた見てると悲しくなるんだよ‼︎
こんな奴が親父なんだって‼︎」
親父は立ち上がり、
鬼の形相のまま、
俺の前に立ちはだかり、
胸ぐらを掴んだ。
殴りかかろうとした時、
「あなた辞めて‼︎
辞めて下さい‼︎」
母さんが今にも泣き出しそうな顔をして、
俺と親父の間に入り、
両手を広げ、
親父を止めた。
俺を睨みつけ、
「働いてもいないお前に何がわかる?
一銭たりとも稼いだ事もないお前が、
何を偉そうに言う。
なら、この家から出て行って、
好きなように勝手に生きてみろ‼︎」
カチンときた俺は言い返した。
腹の虫が治らなかった。
「いつも、あんたが持ってくる、
ストレスの捌け口になっている、
家族の気持ち、
考えた事あんのかよ?
不満ばかり言ってよ!
そういう情けない姿見せて、
酒飲んでみっともなく、
愚痴ってる。
あんた見てると悲しくなるんだよ‼︎
こんな奴が親父なんだって‼︎」
親父は立ち上がり、
鬼の形相のまま、
俺の前に立ちはだかり、
胸ぐらを掴んだ。
殴りかかろうとした時、
「あなた辞めて‼︎
辞めて下さい‼︎」
母さんが今にも泣き出しそうな顔をして、
俺と親父の間に入り、
両手を広げ、
親父を止めた。
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