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近づきたい
第11章 それぞれの日
今日から私は実家に帰省して、夏を過ごす。就職が決まったし、講義も必要な単位はほぼ取っているから、今回はゆっくり地元で過ごす予定。

ゼミも卒論を相談するくらいで、あの忙しかった1、2年生の頃に比べたら、本当に時間が出来た。

時間に余裕が出来ると気持ちにも余裕が出来るんだなぁと改めて思った。

よし先輩と付き合ってる時にこれくらい気持ちに余裕があったら、ちょっとは違ったかな?

そんなことを考えながら、住み慣れた地元の街を歩く。夏の暑さの中、たまに吹く風が気持ちいい。

耳にはよし先輩がプレゼントしてくれたピアス。最初、18歳の私には大人っぽくて恥ずかしかったけど、20歳を過ぎるとそんなことないかな?と思えた。

このピアスが似合うようになったら、大人かな?と思って嬉しくもあった。大人になると、よし先輩に近づける気がしてたから…

別れてもう3年…まだよし先輩に近づきたいと想ってる私は全然前に進めてないよね。

今日はよし先輩と再会した図書館に行くつもり。
その前によし先輩と一緒に行った喫茶店に行こう!
秘密基地みたいで好きな喫茶店、久しぶりだなぁ。

「いらっしゃいませ。」

よし先輩と来た時は一番上のフロアのテーブルだったよね。今日は空いているかな?
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