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第13章 彼女の旦那の存在

彼女の話はこうだった。

彼女の変化を不信に思った旦那は、ずっと気づかれないように様子を伺っていたらしい。

出張の後に彼女が家を留守にしていた形跡を見つけ、
連休もわざと彼女が出かけられる状態にして、
彼女の行動を試していたと言う。

そして、決定的なのはスマホに保存されていた俺達の画像。

２人で写っているのは顔だけじゃない。
送りあった…卑猥な画像も含まれていたものを旦那は彼女の隙を狙って保存していた。

メールもまた同じだ。

このままでは、裁判をしても負けるだけじゃなく
俺に慰謝料請求をすると言ってきたと言う。