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第15章 彼女との再会

寝付かれないのか、彼女はポツリポツリと話始めた。

この３ヶ月会えないこと、声を聞くことができなかったのが辛かった。
正直、旦那からの風当たりは強く、酷い言葉の数々に全身が震えるほど傷つけられたと…
それでも、俺との未来を夢見て頑張ってこられた。
何度も俺のところに逃げて来た夢を見ては、目を覚まして涙が溢れたと…

「こうやって一緒にいるのに夢だったらって怖い」
彼女はそう言って不安そうな顔を見せた。

「せっかくお部屋を用意してもらったけど
安心できるまで一緒に寝ちゃダメかなぁ？」

みなみお前は本当にわかってないな。
お前が望むことなら何でも叶えてあげたいんだよ。