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大きな瞳に映るのは
第10章 スポーツ科



『 … 木下、何してんの 』


彼らが歩いていく姿を放心状態で眺めていると、後ろから声を掛けられた。


「 あ… 蒼真… 」


振り返るとジャージ姿の蒼真が立っていた。


「 さっき追突事故起こしちゃって… 」

『 … 追突事故? 』


ポケットに両手を突っ込みながら聞き返してくる。


「 そう、あの… あ、名前聞きそびれちゃった 」

『 … どんな奴? 』

「 泣きホクロのさわやか君。 」


蒼真は一瞬眉間に皺を寄せ考えるように私を見た。


『 … 橘か 』

「 たちばな … ? 」

『 ん。 橘 博也 』

「 橘 ひろや … 」


そう言うと蒼真は再び歩き出した。
つられるように私も蒼真の後を追う。


『 まぁ、俺の連れに悪い奴はいないけど… 』


立ち止まって蒼真が振り返る。


『 … スポ科に良いやつは多くないから気を付けろよ 』


眉間に皺を寄せたまま蒼真が言った。



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