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大きな瞳に映るのは
第14章 月曜日



週の始まりの月曜日が来た。

正直この土曜日曜は、気が休まったとは言えなかったので少し疲れ気味の月曜日だ。



はじめてのキスに始まり
はじめてのお泊り … 。


( あぁ~! しかも相手が彼女もちの先輩だなんて…!! )


死んでも口に出せない。



上の空で授業を受ける。


頭の中にあるのは、遙の優しい笑顔だけだ。




『 来週もおいでよ 』




その言葉が何度も脳裏に浮かぶ。




『 ねぇ、キノ、キノってば! 』



咲が私に声を掛けていた。

ぼーっとしていたためハッとする。


「 ごっ、ごめん、なんだった?! 」

『 もー、考え事? 金曜カラオケ行こうって話! 』

「 金曜か … 」


再び遙のあの言葉が脳裏に浮かぶ。



『 なんか予定あるの~? 』


香奈が言う。


「 や、大丈夫!行こ! 」



友達の誘いだ。断るのはもったいない。
OKを出すと嬉しそうにキャッキャしている。

女子だなぁ~と二人を見て思う。



ブーッ …


スマホに連絡が入った。奏先輩からだ。



― 本日の生徒会後、話があります ―



( 話…? みんなの前でできないような話なのか…? )



不思議に思い、わかりました。とだけ返信を返す。

私の返信はそこいらの女子高生に比べると素っ気ないらしい。



色々なことを頭にめぐらせていると
あっという間に一日が終わってしまった。



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