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大きな瞳に映るのは
第14章 月曜日



キーンコーンカーンコーン ♪



『 では今日はこれで。』


チャイムと同時に会議も終わる。
蒼真と夕はいつも通りそそくさと教室をあとにした。



『 木下さん。』



奏先輩が私に近づく。



『 今日は上の空ですね…? 何かありましたか? 』



進藤の話もあってか私を心配するように見てくる。



「 あ、いや … あっ それより … 」

『 そうそう、私も木下さんに話したいことがあったんですよ。
  ここで話すのもあれなので、お茶でも行きませんか? 』


ニコリと優しい笑顔を向けてくる。
普段あまり笑わない人なのでドキッとしてしまう。



言われるがまま、私は奏先輩に着いて行った。



校舎を出るといつものように女子がわいわいと集まってくる。
先輩も大変だなぁと、すこし距離を置きその様子を眺める。



『 すいません…、』


彼女たちには紳士的に対応し、急ぎ足で私の方へ近づく。


「 気にしないでくださいっ、先輩も人気者ですね。」

『 嬉しい事ではありますが、やはり気を遣いますよね 』


先輩はすこし困った顔をした。




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