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公衆便所から始まる
第2章 挿入
「だって俺のこと気になってくれてたんでしょ?」

ぎゅっと、女の乳首をつねる。息だけの悲鳴とともに、中が締まる。
男の吐息が乱れる。

「……ここまでとは思ってなかったけどね」
「ありがとおにーさん、名前教えて」
「……有紀人(ゆきと)だよ。君は?」
「輝」

第一関門突破、だよねこれ。
さてどーすっか。

「ねぇ有紀人さん、この人乳首だけでイケそうだけど」

乳首を強弱をつけていじめながらぬぷぬぷと亀頭を出し入れするだけで、女のうめき声と腰の揺れが大きくなる。

「このままイカせちゃっていい?」

なんて、それで終わるつもりはないけどね。
だって有紀人さんのも俺ので擦ってあげたいし。
けど、乳首だけでイカすとこ見せるのもいいかな。

俺は有紀人さんの答えを待たずに腰の動きを止めた。
小刻みに乳首をいじってたのをだんだん間隔を空け、その代わり強さを強める。合間には緩く揉んでやる。

「イケるでしょ? イキなよ」

まだだよね、わかってる。

「ね、イケるんでしょ? こーゆーのも好きでしょ?」

ガクガクと首を振るけど制御のきかなさが答えを物語ってる。
もう一押し……!

「わかってんだよ……イケよ!」

ぐっと。
爪を立てる寸前まで乳首を潰す。
泣きそうな声を漏らしながら女はイった。
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