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手探りな絶望
第8章 懇願
やめられるような
状態じゃない俺は
すぐ
冬実の足下に移動し

今にも
いってしまいそうな
突起とともに
濡れた部分を大きくひと舐めすると

冬実のカラダが
ビクついた


邪魔するものを
かき分けて
突起の形を確認すると

俺は
冬実の手を握りながら
そこに顔をうずめた


「やっ…っ…」


冬実が
強く俺の手を握り

それに
反応するように
俺は舌先を動かし


「や…あっ……」


溢れるもので
口元を濡らしながら
突起を吸いあげると


「…っっ…」


冬実が


いったような
気がした


顔を
足で挟まれるのかと思うほど
冬実は足を閉じる仕草をみせたからだ


口元をぬぐって
パンツを脱ぎながら
冬実を見ると

冬実は
目を閉じたまま
胸に手を当て
呼吸を整えている


俺は
左手で自分を軽く扱きながら
冬実の潤みの中に
中指を入れ

その指を2本に増やすと
妙な狭さを感じた


「…冬実?」


「……」


「はじめてじゃ…ないよな?」






「聞かないで…」
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