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手探りな絶望
第9章 衝撃


そんな…




嘘だろ?










…ありえねぇ







「おいっ!待て!!

藤沢っ!!」




柴田さんの声は

聞こえたけど

俺は

俺の足を止めることが

できなかった




派遣の別棟まで

全速力で走り

別棟のドアを開け

冬実の名前を呼び




冬実が

いないことが分かると

俺はまた

駐車場へと戻り

車のドアに手をかけた




「藤沢っ!!」



「柴…さん…」



「違うんだろ?」



俺の目に
涙が滲んだ



「違う…違うんですこんなのっ」



「各部署のFAXに届いてたんだ

できるだけ
回収したけど
メールも出回ってるかも
しれねぇ


…どうすんだ」




「と、とりあえず…

彼女の家に…」




「わかった

上には
うまく言っとくが
噂は…俺にも
どうにもならねぇかも
しれねぇ」




「すみません

柴田さん…

俺、なにがなんだか
ほんと
わかんなくて

なんでこんな…」




「言ったろ?」




「……」




「後悔…するな」





「…はい」





俺は
柴田さんに
頭を下げ



冬実のアパートへと
向かった




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