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第15章 謝罪

「だろ？」


「あぁ」



「なぁ周平」



「ん？」



「俺さ
お前に・・いや
千夏にも
あやまんなきゃ
いけないこと・・あるんだ」



「・・・は？」



「あのさ・・・」



「・・・・」




「お前が、千夏の両親に
書いた手紙
ポストに入れてくれって
俺、頼まれたろ？」




「・・・おまっ・・」





「あれ

出してねぇ」





「っ・・

何やってんだよお前！！」





「や、マジ
ほんとごめん

でも」




「でもとか言うなアホ！」




「仕方ねーじゃねーか！」




「なんでだよ！」




「お前は
なんも悪くねーし
そんなんで
お前まで
どうにかなったら
どうしようって

俺・・



すげー
怖かったんだよっ！！」