この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
手探りな絶望
第15章 謝罪





「寺田・・・」







「・・でも・・

・・マジごめん」







それから

俺たちは

何も話をしなくなってしまった




俺は

車の中という
小さな空間の中で


15年前の出来事や

15年間の出来事


それから

15年間の
俺たちのことを

頭の中で
グルグルと
思い起こし続けていた



寺田は

ずっと
罪の意識をもったまま
この15年間を
過ごしてきたんだろう


俺が

千夏に対して
千夏の家族に対して
罪の意識を
感じてきたように・・。





寺田が

俺をずっと
気にかけてくれる理由を

はじめて
知った
瞬間だった。
/317ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ