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手探りな絶望
第3章 接近

「おーい、なんだぁ?

藤沢、サンプル結果
雑じゃねーか」



俺が
製品サンプル結果を
打ち出していると
柴田さんの声が聞こえた



「あ、柴田さん
おはようございます」


内心
ヤバイと思った


「おいおいどーした
女でもできたか?
金曜日はデートだったのか?

余計なこと考えると
こーゆー結果
出ちまうんだ

やり直しな、藤沢」




「あ、はい
すみません
すぐ、やり直しますんで…」


柴田さんは
優しいが
仕事には厳しい



「なぁんだ、図星かぁ?(笑)」



「そんなんじゃないですよ
金曜日もデートなんかじゃないし。

彼女できたら
またすぐ柴田さんに
自慢しますって」



「いーよな〜
若いヤローは
すーぐ彼女作りやがる

ま、でもな
そんなとこが
若いもんのいいとこだ

よかよか」



柴田さんはまた
目尻にシワを寄せ
俺の背中を軽く叩いて
試験室から出て行ってしまった



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