この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
手探りな絶望
第3章 接近
とっさに
俺は車から降り
佐々木さんに声をかけた


「どーしたの?
すげーびっくりしたよ(笑)

車、なんかあった?」



車が故障でも
したのかと思ったんだ



「あ、いえ
違うんです

あの


あの、藤沢さんが
イヤじゃなかったら

あの…」





「うん」





「連絡先…交換とか…」




え…



君から?



正直驚いていた



あんなに
恥ずかしそうに
グラタンを食って
こんなに
消極的そうな
佐々木冬実から

連絡先?




「イヤなんてとんでもない
喜んで交換するよ

俺も聞きたかったんだけどさ
なんか…
イヤかなって思って
聞けなかったんだ

聞いてくれて
正直、よかった」





「よかったぁ…」




小さな声で
ホッとしたような
顔を見せる佐々木さん



それ
全部…演技か?



ほんとは
遊んでる女なのか?



どっちなんだ



どっちなんだよ







本当の

佐々木冬実は。

/317ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ