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サイドストーリー4
第6章 数学のセンセイ②
夏休みが始まる直前に親友の真樹にバイトの話を持ちかけられた。
真樹の弟が今年高校受験なのに、夏期講習前に退塾になったらしい。
今から新しい塾を探すより、夏休みの間勉強を見てくれないか?という。

「弥生、教員志望でしょ。ちょっと見てやってよ」
「いいけど。なんで退塾なんかになったの?」
「う~ん・・・智樹はね、勉強はそこそこできるのよ。
でも、素行が悪すぎるのよ」
「素行?」

「塾でキスしてるのを先生に見つかっちゃったらしいの」

え?え?え?え?えええええ?
今年高校受験って事は中学生って事でしょう?
中学生が、塾でキスなんかするの?

「あいつもさぁ。バカよね。場所を選べって」

真樹・・・そこじゃないと思う・・・。

「でね。引き受けてくれた場合、絶対にあいつの毒牙にかかっちゃだめよ。
私からもよく言っておくけど、あいつはちょっと可愛い子にはすぐキスするから!」
「・・・・」

「隙を見せちゃだめだからね!」

「真樹。そんなに危ないと思ってるなら、男子を家庭教師として紹介すればいいのに」
「男だったら絶対に勉強しないってあいつが言うのよ・・・」

そう紹介されて、家庭教師を始めてみると、なるほど智樹君は出来ないどころか
勉強は出来る方だった。
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