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サイドストーリー4
第8章 田園シンデレラ
「元気がなかったのはね。夏野菜が終わって畑が急に寂しくなって
収穫も少なくなって忙しさも落ち着いてなんだかさみしくなったの」
「そっか。でもそれが無農薬だ。うちはハウスもやってないから
完全に旬のモノだからな。冬は収穫が減るのはしょうがない」
「うん」
「だから、いろいろ考えたの!」
「うん」
なにを?
「夏は収穫がありすぎて、レストランでも賄いきれない分があるでしょう?」
「あるな」
「ご近所も野菜を作ってるからさしあげることもめったにしないし」
「まぁな」
「私、宅配サービスをやろうと思って!」
「は?」
「余った分を、お分けします。ってネットで完全予約制の
宅配サービスを来年の春から始めようと思うの!」
「・・・・」
「どう思う?」
寂しいと1分前まで涙ぐんでいたオンナが・・・・
きらきらした瞳で、嬉々と語りだした。
収穫も少なくなって忙しさも落ち着いてなんだかさみしくなったの」
「そっか。でもそれが無農薬だ。うちはハウスもやってないから
完全に旬のモノだからな。冬は収穫が減るのはしょうがない」
「うん」
「だから、いろいろ考えたの!」
「うん」
なにを?
「夏は収穫がありすぎて、レストランでも賄いきれない分があるでしょう?」
「あるな」
「ご近所も野菜を作ってるからさしあげることもめったにしないし」
「まぁな」
「私、宅配サービスをやろうと思って!」
「は?」
「余った分を、お分けします。ってネットで完全予約制の
宅配サービスを来年の春から始めようと思うの!」
「・・・・」
「どう思う?」
寂しいと1分前まで涙ぐんでいたオンナが・・・・
きらきらした瞳で、嬉々と語りだした。