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サイドストーリー4
第13章 夢を見るころ②
急に早く帰れることになって
篠塚さんに「デートしよう」と電話をしようとして、辞めた。

そうだ!いつも外で食べているけど
今日は料理を作って家で待っていよう!
たまには驚かせよう!
そんな風に思い立った。

でもいつも篠塚さんは帰りが遅いから
何も言わないで待っていて、帰ってきたのが午前様、とかいやだから
駿に探りを入れさせよう!

自分のあまりにも素敵な思い付きに笑いが止まらない。

「あ。駿?」
「なに?」
「あんたね~。その言い方、改めなさいよ?本当に不愛想ね!」
「夢にだけは言われたくない。で?何?」
「篠塚さんなんだけどさ、今日何時ごろ帰るか聞いてくれない?」
「は?」
「家でご飯を作って待ってようと思うんだけど、
午前様だったらいやじゃない?それとか食べてきちゃったりさ」
「夢さぁ~、その計画はやめたほうがいい」
「なんで?」
「今経理忙しいから」
「そっか~。帰りが遅いのか・・・」
「違う」
「え?」
「忙しいから、夢の作ったもので食中毒になっている暇がないってこと」
「はぁぁぁぁ?」
「篠塚さんの身体はウチの会社にとって大事だから。
夢の食事で くるわせたくない」
「はぁぁぁ?何言ってんの?あんたバカ?」
「いや。誰にでもわかることを言ってる。夢のご飯はキケンだ!」
「・・・・」
「マジでやめてくれよ?今経理は忙しいんだからな!」

そう言って電話を切られた。
駿のやつ・・・・

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