この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サイドストーリー4
第14章 横浜ホールディング③
「俺は異次元を信じてるよ」
「・・・・」「・・・・」
「おれ、異次元に迷い込んだ事があるんだ」
「げ。マジか」
「おいおい」
「いや。マジで。その異次元で志保と出会った」
「え?」
「え!」
「いや。志保だと思いたいだけなのかもしれないな。
証拠なんてないよ。でも、俺は同じオンナに2回本気で惚れたんだ」
「・・・・」
「・・・・」
「それ、志保ちゃんに確かめた?」
「確かめてないけど。あれは志保だよ」
「・・・・」
「・・・・」
「言葉でなんて確かめなくてもいいんだ。
俺は志保以外は愛せないから」
「宇野さ。お前、柳下よりロマンチストだねぇ」
そう言って清水が俺の肩をたたいた。
「異次元でも会うなんて運命だな」
やけに嬉しそうに柳下が笑った。
「俺、その話信じる!」
少し離れた席で、俺たちの話を大久保さんと中野さんが笑いながら聞いていた。
END****
「・・・・」「・・・・」
「おれ、異次元に迷い込んだ事があるんだ」
「げ。マジか」
「おいおい」
「いや。マジで。その異次元で志保と出会った」
「え?」
「え!」
「いや。志保だと思いたいだけなのかもしれないな。
証拠なんてないよ。でも、俺は同じオンナに2回本気で惚れたんだ」
「・・・・」
「・・・・」
「それ、志保ちゃんに確かめた?」
「確かめてないけど。あれは志保だよ」
「・・・・」
「・・・・」
「言葉でなんて確かめなくてもいいんだ。
俺は志保以外は愛せないから」
「宇野さ。お前、柳下よりロマンチストだねぇ」
そう言って清水が俺の肩をたたいた。
「異次元でも会うなんて運命だな」
やけに嬉しそうに柳下が笑った。
「俺、その話信じる!」
少し離れた席で、俺たちの話を大久保さんと中野さんが笑いながら聞いていた。
END****