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サイドストーリー4
第16章 横浜ホールディング④
経営管理はいつも忙しい。
いつもみんなが大なり小なりの案件を自分のキャパ以上抱えていて
それをこなしている。

先輩たちは俺よりはるかに多くの案件を抱えているはずなのに
内情はどうあれ、涼しい顔して次々とやりこなす。

経管は誰がどの案件を処理しているか情報を共有し
自分の持っている情報で役に立ちそうなものは提供する。
あらゆる分野の部に精通し、こなさなければならないからだ。

美咲は、それが分かってない。
俺があまり美咲に時間をとれないのが気に入らないらしい。
昨日も土曜日のデートのキャンセルで軽く言い争いをした。

経管は忙しい部だけど、野口さん・山田さん・楠さんは精力的に時間を見つけて飲みに行く。
もちろん、思わぬ情報交換の意味もあるが
それ以上に、仲が良くて一緒に飲むのを楽しんでいるんだと思う。

俺もたまにそれに混ぜていただく。
「おい!探偵君、今日飲みに行くか?」
「野口さん、探偵はいい加減やめて下さい・・・」
「探偵君の名前忘れちゃった♪」
「山田さん・・・」
「探偵!一緒に飲みに行くなら、ゴゴイチで渡した資料まとめてからだぞ!」
「楠さん分かってます」

そんなこんなで飲みに行った金曜日。
「そういえば、美咲ちゃんと近頃どうだ?」
と、山田さんが言いだした。
「いえ。別に」

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