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講義の終わりにロマンスを
第2章 Jazz Bar『Dance』



「……ぁ」



窮屈な指の動きが、逆に気持ち良くて、うまくクリを引っかけないのさえ、ドキドキする。

まるで、先生が慌てて私を抱こうとしてるみたい。



「…あ、は…、先生ッ、…待って」



止めようとする私を押し倒したまま、想像の先生は私のブラジャーを引っ張って下げる。

私は、左手で右のカップを引き下げると、ティッシュをベッドの下に放り投げて、むき出しにした胸を揉み始めた。

横から救うように何度も撫で上げながら、時折、乳首を指の間に挟んだり、親指で弾いたりする。

その度に、狭苦しく蠢く右手の指が、ぬるぬるの液体で濡れてくる。



「すごい…、濡れちゃってる…」



呟いてから、先生の声を思い出して、その声に囁かれていることを想像した。

身体の温度が、ふわっと上がった気がした。





「…んっ、せんせっ、……ぁ、きもちい…」









「もっ、と・・・・、してぇ・・・」











「あっ、・・・だめ、っ・・・・・んっ、イッちゃ、う…!」














  *  *  *





ガタガタと稼働している洗濯機の音を聞きながら、下着姿のまま、洗面台の鏡を覗きこむ。


変装して行ったら、先生にバレずに、覗き見、出来るんじゃないかな。


今日みたいな格好なら、先生に、気づかれないかも、しれないし…。


ブラジャーの上から両手で胸を包んで持ち上げてみた。


胸の谷間を作って小さく微笑んだ私の背後で、脱水完了のアラームが鳴った。


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