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悪夢
第3章 ママが、いない夜…
プッ…

「えっ?停電?やだぁ!!」

ガタンッ…

(光司)「あくるちゃん?大丈夫?」
「停電?」
(光司)「らしいね。隣も真っ暗。」

暗闇の中、手探りで着替えようとしたら…

ガシッ…

「えっ?」

光司さんが、いつの間にか、脱衣所に入ってきて…

「光司…さん?えっ?」

バスタオルを剥ぎ取られ、裸になってしまった。

ゴクッ…

「返して。バスタオル。」
(光司)「お前、やらしい身体してんな。」
「えっ?な…んで?ひゃっ…」

光司さんの冷たい手が、私の胸をつかんだ。

「やめて…。痛い。」

そう言っても、なかなか手を離してはくれなかった。

「あの…。」
(光司)「ん?」
「どいてください。」
(光司)「なんで?」

裸のまま、壁伝いに逃げようとしたけど、腕を捕まれて、抱き締められた。
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