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兄の狂気
第2章 嫉 妬







「誓わねぇなら身体に刻み付けてやる。
二度と俺以外の男に感じないようにしてやるよ」


「…っ!?や、ぁぁぁあっ!」


身体をとろとろと垂れていく液体。


ぬるぬると体中に塗り伸ばされ、
やがてその正体が分かった。


「やっ…!だ、…っあぁ、んん…!」


ローション…


身体をべっとりと支配するその液に
涙が出ちゃうくらい感じてしまう。


「うぅんっ…っはぁ、あぁ…っ、ぁ…」


「…エッロ。瞳…」


「ぁっ…」


触れられただけでイくくらい敏感にさせられ、
身体も体液やローションでぬるぬる、とろとろ。


お兄ちゃんは確かにテクニシャンだ。


女の身体を知り尽くしてます


って感じで。


そして…怖いな、セックスも。


人は快楽には従順なのかな?


回数を重ねる度更に気持ちよくなっていくだけでなく
緊張感、背徳感、抵抗感、正常な意識…


…全部、奪っていっちゃうんだから。


「…はっ、淫乱な妹だな…」


乱れ続けるあたしにお兄ちゃんはそう呟いて。


時間を忘れてひたすら抱かれ続けた。


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