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兄の狂気
第2章 嫉 妬







「…っん、は…っ」


…なにかされてしまう。


ソファの背に身体を押し付けられ、
逃げられないようにあたしの両足に
片足を挿し込んで深く唇を重ねてきたお兄ちゃん。


両手で胸板を押すけどビクともしなくて。


思わずお兄ちゃんのTシャツを掴むと、
一旦唇を離されて、その手を片手で絡め取られて
頭上に纏め上げられた。


離れた時に伸びた唾液が切れると、
息を整える為に横を向いて乱れた息を吐き出した。


「瞳」


「…」


「瞳ー」


「…っ」


「こっち向いて」


優しく耳に響くお兄ちゃんの言葉に力なく首を振る。


身体を屈めてあたしに近付いたお兄ちゃんに対し
びくりと身体を震わせると、
頰にチュッと音を立ててキスされる。


ついお兄ちゃんを見上げたあたしに、
お兄ちゃんは深く唇を重ねた。


「んん、っあ…!」


唾液が滴り落ちるほどの激しいキスに、
クラクラしてとある気持ちが芽生える。


気持ちいい…


…気持ちよく、なりたい。


抵抗していたのをやめてお兄ちゃんの舌に応えると、
更に激しく絡められて…


頭の中がお兄ちゃん一色になってしまった。


唇を離してあたしを抱き上げるお兄ちゃんに


「ご飯食べたい…」


と懇願して何とかとどめ、ポーッとしながら
2人分のご飯をよそうお兄ちゃんを見つめてると。


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