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まのめのロイン
第10章 眼

 ――私たち……どうなるの?

 優子が不安そうに問う。
 左眼の中で、俺は右眼の方へと答えを返す。

 ――心配要らない。そっちの眼は束の間の眼。お前は解放されるんだ。

 ――解放? どこへ……?

 ――どこへでもさ。それがお前の役目だ。ロインに何て答えた?

 ――救い……救いを、と。

 ――じゃあ、そこへ行くのさ。救いの在り処へ。

 ――救いの在り処?

 ――ああ。ロインは本だ。だから……。

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