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彼色に染まってく…
第9章 開花
『麻由莉の望み…
叶えてあげるからね』


佑貴は私のTシャツの
首もとから自分の手を
強引に突っ込むと…


ブラを掴み、

無理矢理

引っ張るように
抜き取った。


『ひゃぁっ…んく…』


その時に、
ブラの生地や、
ストラップなど…

色んなパーツが

一番敏感な部分に
引っかかるように

刺激を与えながら

抜き取られていった…


涙がじわじわ溢れる…


『ふっ…ぅ…』


佑貴は、少し屈んで
私の顔を覗き込み


『あれっ?泣くほど
気持ちよかったの?

麻由莉はホントに
ドMなんだねっ?』


私は弱々しく首を振り
俯いていた。


佑貴は
抜き取ったブラを

テーブルの上に置くと


涙目で俯いたままの
私の後ろに立った。


『麻由莉…

今日、教室でエロい顔
してたけど…

何考えてたの?』


『えっ?あ…』


『やっぱり…心当たり
あるんだ?』


『ち…ちが…あれは…

佑貴の言葉思い出して

恥ずかしく…
なっただけなの』


『どっちにしろ…

お前は教室で欲情して

それを顔に出してた
ってことだよね?』


急に佑貴の声が低音に
なった…


『ご…ごめんなさい』


『お前は
ドスケベだからさ…

いつでもどこでも
発情するんだろうけど

周りの人間には

気付かれないように
しなきゃ…


あの女ヤりてーのか?

って目で…みんなから
見られるんだよ?』


『そんなっ…やだ…』


『お前は、
俺の前でだけ

その欲情しきった
エロいメス顔を

さらけ出せば
いいんだよっ!』


『きゃっ…』


佑貴に軽く髪を掴まれ
顔を上げさせられる。


痛くはないけど…

少し…怖かった…



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