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第11章 新しい悦び

『今度こそ


喘ぎ声を出さない
勝手にイかない

って命令

守れるのなら

口の中の物、出して
やってもいいぞ？』


私はコクリと頷いた。


『そのかわり…


調教とお仕置きの
お願いは

ちゃんとしろよ？』


私が頷くと


佑貴が

私の口に
押し込んでいた

パンツを抜き取った。


『はぁっ…ﾊｧ…ﾊｧ…』


『あーあ…ｸﾞｯﾁｮﾘだな

ま、元々ﾋﾞﾁｮﾋﾞﾁｮ
だったし…

関係ないか？』


からかうように言って

パンツを放り投げる。


そして、
私に言わせる言葉を

耳元で囁いた…


『んっ…麻由莉の…

勃起して腫れ上がった
淫乱ｸﾘﾄﾘｽ…

もっと敏感になるよう


たくさん…苛めて
調教してください…』


『調教してやるから

さっきの命令
ちゃんと守れよ？』


『は…い…』


そしてｸﾘﾄﾘｽの調教が
始まった…


私から溢れ出た液を
擦り付けながら

ｸﾘﾄﾘｽが様々な方法で
なぶられていく…


私は唇を噛み締め

必死に声を抑えた。



でも…

すでに

過敏になりすぎている
ｸﾘﾄﾘｽに

与えられる刺激は

どれも強すぎて


イクのを我慢するのは

はっきり言って
100％無理な話だった。




私は、

声を押し殺したまま
目を閉じて

あっけなく
絶頂を迎えた…




また怒られて
お仕置きされるんだ…


ビクビクしながら
目を開けると


何だか心配そうに
私を見つめる

佑貴の顔があった。


『麻由莉…
口、開けて？』


『ﾊｧ…ﾊｧ…

か、勝手にイって…
ごめんなさい』


『それはいいから…』


佑貴の指先が

そっと私の下唇を
なぞった…


『やっぱり切れてる』


『え…？』


『こんなになるまで
唇噛み締めて…

声、我慢してたの？』


『ごめんなさい…』


言われてみれば
ほのかに血の味がした


声を出さないように

唇を
噛み締め過ぎたみたい


『ごめん…』


そう言うと、

佑貴が突然


私を抱きしめた…


『え？佑貴…？』


『麻由莉の体に

傷をつけるつもりは
無かったのに…

ごめんな…？』


『そんな事…まゆが
勝手にやったんだし

たいした傷じゃ…』


佑貴は更にギュッと
私を抱きしめた…