パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 秘密の告白

『まーね、俺だって



麻由莉が
ＳＭを知ってるなんて


正直
思ってなかったけど』



そう言って佑貴は


ポケットからスマホを
取り出すと



しばらくいじってから


私にスマホを見せた。




『んっ。


説明するより見た方が
早いと思って…』




渡された
スマホの画面を見て…




私は



ショックのあまりに




スマホを
落としそうになった。



『おっと～

絶対やると思った』



実際、スマホは
私の手から落ちて



構えていた
佑貴の手の平で

受け止められた。



私は
一点をみつめたまま


茫然と…

立ち尽くしていた。




『やっぱ…

麻由莉にはちょっと…
刺激強すぎたよね？




つっても
ソフトＳＭの画像だし

そこまでないと
思うけど…



…てわけにも

いかないよね…


ごめんね、麻由莉。



とりあえず…

画像は見たよね？』




まだ
ショック状態のまま


私がゆっくり頷くと




佑貴はまた
スマホをいじって



私の手に
スマホを握らせた。



ビクッとした私に



佑貴は優しく言った。



『ごめん。



もう、さっきみたいな
画像は見せないから…



これ、読んでみて』





今度は

画面にＳＭの説明？が
表示されていて…




『ＳＭって言っても


色んな形があって。



考え方とかやり方は





人それぞれだから…




俺は


それ書いた人の
考え方が


一番理解できた
っていうか…




俺の捉え方に

似てると思ったから…



まぁ、それも

その人の
持論なんだろうけど』




佑貴の言葉を



頭の隅で
ぼんやり聞きながら




スマホの文章に
目を走らせる。





さっきの画像とか…



この文章とかが…




頭の中を支配して



私を



どうしようもなく




ドキドキさせていた。