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彼色に染まってく…
第4章 佑貴の過去

佑貴回想中

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その夜の俺は


決して触れることの
できなかった

麻由莉の唇や胸…


そして

抱きしめたときの
柔らかい肌の感触を

思い出しながら…


妄想の中で

いつも以上に激しく
麻由莉を陵辱した。



そして

自慰の後の虚脱感の中
冷静に考えていた。



もしもあの時


麻由莉と
2人きりだったら…


家の中に誰もいない
状況だったら…



俺は

間違いなく


麻由莉のこと



襲っていただろう。



自分の欲望が


妄想ではなく


現実の麻由莉に対して


抑えきれなくなることが…ひどく恐ろしかった





翌日は
部活が休みだったので

綾乃先輩に誘われて、

2人でネットカフェに
行った。


『先輩…
こんなの見てたら、

また欲求不満になるん
じゃないの?』


モニターに表示された
SM画像を

うっとりした表情で
見ている綾乃先輩。


それを
横目で見ながら

俺は
綾乃先輩が持参した
SM雑誌を手にした。



『別に…欲求不満とか
じゃないよ。

ただ、誰かに抱かれて
満たされたいだけ!』


『ちょ…先輩!
声デカいよ!

だから…そういうのを
欲求不満って言うん
じゃないの?



って…聞いてねぇし』


綾乃先輩は
SM画像に夢中らしい



俺は、雑誌を
パラパラとめくり

麻由莉のことを
想いながら…

今夜の妄想プレイを
頭の中でひたすら

シュミレーション
していた。




『佐久間くんてさ

好きな子いるでしょ?』

急にそう言われ、


俺は
飲んでいたコーラを

思わず吹き出しそうに
なった。


綾乃先輩を見ると、

彼女は
画像に目を向けたまま
だった。


『なんで…?』


『ふふっ

わかっちゃうんだ~私


佐久間くんの考えてること、もっとあててあげる』


先輩はこっちを向くと
楽しそうに言った。


『ホントは、彼女に

こういうこと…したいんでしょ?』

俺の見ていた雑誌の

何枚かのSM写真を
指差しながら

俺の顔を覗き込む。


めっちゃ笑顔だし…


『でも、できないから
いつも悶々としてる。

それで、彼女と
こういう事してるのを
妄想しながら

1人H…
してるでしょ?』

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