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彼色に染まってく…
第7章 新しい生活
夕食ができるまで勉強
するようママから指示
され…

しかたなくテーブルに
勉強道具を広げた。


佑貴はお目付役らしい


昨日、私は

佑貴の彼女になれた
ばかりなのに…

これじゃ

付き合う前と
何にも変わんないよ…


私が、お気に入りの
ビーズクッションに
ふてくされて座ると


佑貴は、色違いの
ビーズクッションに
座り、私の隣で
ニコニコしている。


はぁ…

ため息をついた私に

『ほら、始めるよ』

と声を掛け、

突然顔を近づけてきて
囁くように言った。


『一問解けるごとに…
ご褒美あげるからね』


『えっ?』


『そのかわり、
もし間違えたら…

お仕置きだよ?』


『はっ!?』


『ほら、早くして?
1問30秒以内だよ…?
はい、スタート!』


『えぇぇっ!?』


佑貴の意図なんて
考えるヒマはない…

早く問題とかなきゃ!!


焦りながら答えを書き
佑貴を見ると…


『正解~!
えらいね、麻由莉っ!

ご褒美…ほしい?』


『え?あ…はい…』


『いいよ…
これがご褒美ね…?』


そう言うと
佑貴の顔が私の顔に
近付いてきた…


『え?ゆ…ぁ…』


佑貴は…

片方の手を
私の頭の後ろに回し

もう片方の手で
私の前髪を上げた…

そうして


ドキドキしながら
目を閉じた


私の額に


そっと唇をつけた…


『ん?あっ…』


とうとうキスされる!
と思っていたのに…

またおでこなの?と、
不満げに目を開ける。


でも

今日のおでこキスは、
今までとは何か違う…


今までは優しくチュッ
て感じだったけど


今日のは…

佑貴の唇の感触が
はっきりわかるくらい

吸い付かれるような…
それでいて
舐められているような

たった数秒の出来事
だったのに…


すごく…

気持ちよくって…


このまま続けてほしい
って思った…


『麻由莉…

もう…そんなに
とろけちゃったの?

まだこれからなのに』


たった一度…額にキス
されただけで、ポーッ
となってしまった私に


唇を離した佑貴が

クスッと笑いながら
囁いた…



とろける…


そう、まさに
その言葉がピッタリの


体がどうしようもなく
ウズウズするような

そんなキスだった…


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