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彼色に染まってく…
第7章 新しい生活
『麻由莉…
顔…ヤバいよ?

そんなに…
気持ちよかった?』


私は素直に、
コクリと頷いた。


『もっとご褒美
欲しいんだよね…?』


『欲しい…



え…?まゆ…今…変な
こと…言った?』


ハッとして、すごく
恥ずかしくなった…

私…
どうしちゃったんだろ

自分がわからなくなる


『素直な麻由莉は
すごくかわいいよ。

じゃ、次も頑張ろ!
よーいスタート!』


突然のスタートに動揺
しつつ、答えを書く。


『あたり!麻由莉は
やればできる子だ!
じゃ、ご褒美ねっ』


今度は佑貴は、片手を
私の左頬の辺りへ
そっと回して…

自分の方へ引き寄せる
ようにしながら
右の頬にキスをした。


さっきと同様に、
とろけるようなキス…

『麻由莉、次の問題
よーいスタート!』


『えっ?』


とろけた脳を
落ち着かせる隙も
与えられず


次の問題に取りかかり


急いで書いた答えを
見ている佑貴の顔が…

すこし怒ってるみたい

ヤバい…どうしよ…

鼓動が、これまでとは
違う意味で速くなる…


『残念だね…麻由莉。

不正解の時は、
どうするんだった?』


『あの…お仕置きって

本当に…するの…?』


『もちろん。
ご褒美だけ貰って

お仕置きは拒否なんて
許されると思うの?』


私は絶望感の中…
首を振った。



『だよね?



麻由莉…忘れないでね

下の階にはおばさんが
いるから…

声は、絶対だしちゃ
ダメだよ?』


『えっ?』


『お仕置きは
次の問題が解けるまで
続けるよ?

もちろん、不正解や
30秒以内に
解けなかった場合は、

その次の問題が
ちゃんと解けるまで…

って感じで

麻由莉が正解するまで
エンドレスに続いて
いくからね?

頑張って麻由莉…
じゃ、始めるよ…』



そう言って始まった
お仕置きは…


耳責め…


『やっ…アンッ…』


声を出さないなんて…
絶対無理だよ…


しかも…この状態で
問題なんて

解けるわけない…


『アンッ…ゆるして…』

時々
無意識に声が出ると


『麻由莉…声…』

と注意され

耳たぶを甘噛みされた


結局…

問題がなくなるまで

耳責めは続けられた…


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