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彼色に染まってく…
第7章 新しい生活
『何があっても…

勝手に止めるなよ?』



低い声で…

そう、念を押されて


本当のお仕置きが
始まった…



佑貴の指は

相変わらず私の口内を
掻き回している…


私は必死で

ピチャピチャと音をたてて
その指を舐めていた。



すると突然


佑貴の舌が



私の耳に


差し込まれた。


『ひぁっ…やっ…』


目隠しを
されているせいか


私の体は

いつもの何倍も
敏感になっていた…



『誰が

声出していいって
言った?』


後ろ手に縛られて、

身動きできない私に


低音ボイスのままで


冷たい言葉を言い放ち

更に弱い耳元で囁く…



『お前さ…

目隠しされて…

縛られて…


俺に
どんなことされるのか


想像してたんだろ…?


それで、
何もされてないのに

あんなエロい顔…
してたんだろう?』


『あっ…んやぁっ…』



『しっかり舐めろよ


淫乱…』




佑貴が、
めったに言わない

お前

という言葉を
使ったことに…

私は…興奮していた。



そして、乱暴な言葉で

なじられたことで


体が震え…
自然に涙が溢れる。



目隠しの布に吸われ

決して
流れることのない

その涙に、


佑貴は気づいていた。



『言っとくけどさ…

俺…


お前の泣き顔見ると


お前のこと…

もっと
虐めたくなるから


覚えておいてね…』



そして
口内を弄る佑貴の指が

2本に増えた…



『ふぇっ…ん…』



佑貴に、新しい悪戯を
仕掛けられるたびに…




体がビクッと反応し

思わず声が洩れる…



その結果
舌の動きが鈍くなり

更に激しく口内を
掻き回される…




『全然できてないね。



お仕置き…

そんなに
増やされたいんだ…』



佑貴が耳元で囁き
クスリと笑う…


私はただ


ゾクゾクしながら…



身動きできない体を


震わせていた…



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